下肢のむくみや手掌紅斑、腹痛をともなう病気

2009年6月 5日 11:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

物言わぬ臓器と呼ばれる肝臓病は進行がある程度進まないと自覚症状が現れないのが特徴で、上記の症状が見られた場合は、全身倦怠感をはじめ腹部膨満感、悪寒、腹痛など全身性の症状を伴っている場合がほとんどです。
この病気はさまざまな原因により肝細胞の壊死と炎症・再生が繰り返された結果、その場所に高度の繊維が増生し、血管系が破壊されて偽小葉と再生結節が形成され、肝臓が縮小し硬化することで生じます。
皮膚症状としてはむくみのほかに黄疸、クモ状血管腫、女性化乳房、手掌紅斑、色素沈着、出血傾向、皮下出血、白色つめ、太鼓ばち状指など特徴のある症状がみられ、血液生化学的検査、血液学的検査、画像検査などから得られた情報をもとに総合的に病気を判断します。
本病のむくみは血清アルブミン量の減少によるものと見られており、免疫機能や生態防御機能を低下させることにより引き起こされるようなので、低アルブミン血症の改善を図るよう分岐鎖アミノ酸顆粒(BCAA顆粒)を投与しますが、改善が見られない場合は食事療法はもちろん、利尿薬やアルブミン製剤の投与がおこなわれます。
肝臓の病気は急性で重症化することが多く難治性が高いのですが、むくみ等初期の症状を見逃さず受診し早期発見すれば、根治できるほど医療も進んでいるので気になる症状が見られた場合すみやかに検査することが肝要です。

 

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